早いものであと1ヶ月ちょっとで本年も終了となります。

今年は震災なども含め何かと大変でした…。
個人的なことですが、春から通院している歯科医院通院もなんとか今年中には終われそうです…。
過去の虫歯治療により神経を抜いた歯のケアが実はちゃんとされておらず、根尖嚢胞になっていて大変でした。痛みはありませんが…
まあ、そこの歯科医院では治せそうになかったので、マイクロスコープとラバーダムを使って根管治療をしてくれる所を探したりなんだりと時間がかかり、気がつけば1年中近く毎週・隔週で通院していたような気がします。

そんな前置きはどうでもよいのですが…

診療機材の新旧入れ替えのため、一部の診療料金が改定されます。

改定される診療科目は下記の通りです。

○改定前:レントゲン検査(四ツサイズ1枚、読影・診断料込)    ¥2500(税別)
◉改定後:レントゲン検査(小型犬・猫、1ショット、読影・診断料込) ¥3500(税別)

○改定前:レントゲン検査(大四ツサイズ1枚、読影・診断料込)   ¥3500(税別)
◉改定後:レントゲン検査(中型犬、1ショット、読影・診断料込)   ¥4500(税別)

○改定前:レントゲン検査(大角サイズ1枚、読影・診断料込)    ¥4500(税別)
◉改定後:レントゲン検査(大型犬、1ショット、読影・診断料込)   ¥5500(税別)

○改定前:レントゲン検査(各サイズ1枚追加につき)         ¥1000(税別)
◉改定後:レントゲン検査(追加1ショットにつき)           ¥1000(税別)

改定日は、2018年12月14日から適応されます。

元々、当院のレントゲン検査費が、全国平均と比べかなり低価格でした。各種方面から指摘されておりました…

全体的に1000円の値上がりになった事と、今までは枚数加算(1枚で2ショット撮影しても1枚料金)だったのが、CRからDRへの移行する為、1ショット(撮影)毎に、と変わりました。システムがそういう形になってしまったので、そのように変更させていただきます。

CRとは「Computed Radiography」の略です。DRとは「Digital Radiography」の略です。

CRは、IP(imaging plate)という高感度センサーをフィルムの代わりに用います。
フィルム撮影の時と同じようにレントゲン撮影した後、画像情報が蓄積されたIPを読取装置入れて、IPにレーザーを当て、デジタル信号として取り出します。そして、スキャナーで読み取ったデジタル信号を最適な診断用画像に変換し、それをPC画面上で我々が確認をして、皆様に撮影した画像をお見せして説明しております。

少々説明が長かったですが、フィルムの場合は概ね4~5分/枚近く現像に時間がかかりますが、CRの場合はメーカーにより多少異なりますが、概ね1分以内/枚で現像が終わります。まぁ、CRは従来のフィルムからIPというものに変わり、情報がアナログからデジタルになったという事です。これでもすごい画期的なことだった(環境汚染や保管スペースの問題などが一挙に解決)のですが、今ではそれも古くなってきておりまして、現在はDRが主体になってきております。

DRとは、CRのようなIPの代わりにFlat Panel Detectorを用います。IPのように読取装置に読み込ませなくても、x線が内蔵されたセンサーにより光信号に変換され、そして、光信号が電子信号に変換されてPC上にて画像処理されます。これに要する時間は10秒以内/枚です。

これにより、読み取り装置にいれる手間がなくなり、装置に入れる際にでる音(結構うるさい)もなくなりますので、音に敏感な動物にとっては最良な状況となります。そして、追加撮影も迅速に行えますので、撮影に要する時間が従来よりも大幅に短縮されます。

DRの方がいろいろとよいのですが、普及したCRと比較すると、最新のDRの方は価格がまだ高いのが難点です。それでも下がってきましたが…。

当院で使っているCRシステムが今年で9年目に入るのですが、読み取り機のモーター音が少々怪しくなり、かつ、ソフトウェアが入っているPCがなんとWindows XPなのです。なので、PCのHDDがもうすぐ壊れそうです。変な音でているのでもう限界なのです。

それで、CRの読み取り装置のオーバーホールとソフトウエアが入ったPCを一新した場合の費用を見積もると、これまた結構なお値段になったと…
もしかして、新品を購入した方がよいのでは???というお値段でした。

なので、この際、将来のことを考えて少々高いのですが、CRを修理するよりはDRを新規に導入しようと決断致しました。

より良い診断・治療には必要な診断装置となりますので、ご理解の程、宜しくお願いします。