毎日、真夏日が続く北海道は一体いつになったら本来のように涼しくなるのでしょうか?

エアコンをフル稼働しておりますが、午前中は日差しがどうしても強くなってしまう為、ロールカーテンをほぼ閉め切った状態での診察をしております。

さて、題目にありますが、当院も開院してから10年を超えまして、色々と業務転換や効率化を図らないといけなくなりました。

その1つとして、現在、電子カルテ化に向けての移行作業を行っております。完全に移行するのは2021年11月1日からになります。

その間に、最終来院から3年以上経過したカルテのデジタル化(PDF化)および廃棄処分を順次行っていきます。

継続的に通院されている方に関しても翌年度以降に順次紙面カルテの廃棄処分を行います。今までの紙面はPDF化されて残ります。

これに伴い従来の診察券が廃止され、スマホアプリが診察券の代わりになります。

当院は完全予約制なので、診察券自体があまり意味をもっておりませんが、今後は色々とアプリで管理をしていくことになります。

高齢者の方でアプリの操作は難しい方という方には従来型のような診察券を発行(QRコード)し、対応していきます。

また、それに伴い紙面でのDMも廃止します。暫くの間は、移行期間の為、併用になります。

紙面DMは労力とコスト、情報伝達制限など色々とコストパフォーマンスが悪い為、廃止します。

ただし、アプリでの管理になるといろいろなメリットもあります。

まず、証明書関係がすべてデジタル化しますので、証明書をアプリで一元管理することができます。また、各種検査データや明細書も飼主様の専用アプリに送信することができますので、管理が楽になります。また、はがきの代わりにアプリ通知を行いますので、当院からの休診や診察時間変更のお知らせ等を瞬時に受け取ることが可能になります。

慣れるまでは、おおよそ3カ月はかかるので繁忙期ではない時期に導入することになりました。

現在は移行作業につき、まだ正確な情報はお伝えできませんが、会計システムも一新されてしまう為、薬価設定等が変更となります。

当院での薬価格は、薬価原価に処方料・管理料等を加えた金額で請求させていただいておりますが、それが薬価+1回or1日処方料という形に変更になると思われます。それにつき、一部薬価が高くなってしまったり、安くなったりと変わる可能性があります。変更の際はあらかじめアナウンス致します。