今年は北海道電力管内でも7%以上の節電が必要になってしまいました。

動物病院であっても、停電になってしまえば日頃の診療にも大いに支障が出てしまいます。

幸いなことに、北海道は本州と比べ猛暑日が少ない為、冷房を必要とする時間帯も日中に限られることが多いので冷房の使用頻度も多くはありません。

昨年は日差しを遮るロールカーテンが間に合わずに、午前中は日差しで待合室が温室のごとく暑かった為に冷房をガンガン効かせて診察しておりましたが、今年は待合室の吹き抜け部分のガラス窓全てに熱線遮断効果のあるロールカーテンを設置いたしました。

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5月下旬より夏場に向けてその遮熱効果を試してみましたが、ロールカーテンで遮熱する前と比べて5~6℃近くの低くなることが分かりました。日中の診察時間中でもロールカーテンが下りていたのはその為です。休診日と思われた方も少なからずいたようでしたので、この場にてお詫び申し上げたいと思います。

当院は南東向きの日当たり良好な場所に位置をしておりますので、午前中の強い日差しさえ遮ればそれほど温度を下げなくても十分に冷房効果を高めることが可能となります。午後は窓を開ければ涼しい風が入ってきますので、夏場でも午後は冷房がなくても比較的快適な事が多いです。

冷房の設定温度を下げるだけでもかなりの節電にはなりそうなのですが、病院の案内看板も蛍光灯を何十本も使っている為、実は大量の電気を消費しております。

とは云うものの、夏場は日の入が19:00過ぎまで続きますので蛍光灯の電源を切っていても目印としても看板には全く問題はないはずなので、節電が必要な9月上旬までは看板の電源を落とす予定です。夕方になっても看板に明かりがついていないのは節電の為とご理解下さい。

室内の明かりが暗い等の不便があるかとは思いますが、夏場の節電に御協力いただければ幸いです。

また、今年の夏が2010年のような猛暑にならない事を祈ります。