繁忙期も無事に終わりまして、時間的な余裕がちょっとだけ出てきましたので、この機会に病院のシステムを少しずつ変えていきたいと思います。

第一弾として「ブログ」の情報発信のあり方をちょっと変えて行きます。

今までは病院からのお知らせや病気についての情報発信として不定期に更新しておりましたが、日常的な話題も積極的に取り扱っていこうかと考えております。

今回は、ちょっと気になった記事をご紹介致します。

「新潟市、動物愛護条例を施行 8月1日から野良猫餌やりにルール」 です。

記事元は新潟日報さんからです。

詳細は上記サイトをお読み下さい。

要約すると、「犬・猫を10匹以上を飼う場合の届け出の義務化」と「野良猫の餌やりのあり方等のルール化」を条例として施行したという内容です。

その中でも「届け出制度」は9/1から施行されているようですが、政令指定都市では初めてとのことです。

この条例の目指すところは「(犬、猫の)殺処分数ゼロを目指したい」という願いからのようです。

札幌市でも殺処分されてしまう犬猫は多く、特に猫はかなり多いのが現実です。

「地域猫」という概念もありますが、それはしっかりと繁殖しないように手術をしていたり、病気になった場合はご近所の方々で話し合って病院に連れて行ったりとご近隣の同士の連携や理解がある場合のことを指します。

それがない場合、やはり「野良猫への餌やり」はご近所でトラブルの原因になっています。

野良猫への餌やり等の管理に関することを条例化しなければいけないというのは、やはり今の時代の流れなのでしょうかね。猫屋敷という言葉は札幌に来てからは聞きませんが、本州にいたときにはよく耳にしていました。

賛否両論はあるとは思いますが、いろいろとルール化してより良い方向に向かっていくことを願いします。