先日のコラムで、中国産ペット用ジャーキーによる犬猫への健康被害に関する記事を紹介いたしました。

その後、環境庁の方から獣医師会を経由して情報提供の協力要請がありましたので、一部を転載いたします。

それによりますと、2007年以降米国において主に中国産のペット用ジャーキー(鶏肉、あひる肉、さつまいも、ドライフルーツ等)に起因すると思われる疾患が発生しており、FDAの公式発表によると、犬3600例、猫10例の報告があり、そのうち580例が死亡しているとのころです。原因は、いまだに不明とのことです。

嘔吐は様々な理由で起きますので、必ずしもそれが原因とは限りませんが、万が一これら(中国産)を食べて嘔吐などの症状が見られるときは、吐いたもの」「包装容器」を持って早急に動物病院を受診して下さい。

因果関係が明らかに中国産のペット用ジャーキーやフードが原因である判断された場合は、行政へ情報提供することになっております。

万が一の場合は、ご協力をお願い致します。

また、フードやおやつを購入する際は、必ず原産国が記載されているかを確認して下さい。